【 通信制課程の生徒募集停止について 】

 本校通信制課程は、諸般の事情等により、令和6年3月をもって休課程となる運びとなりました。これに伴い、8月1日付転入学をもって募集を停止いたしました。
 平成12年の開設以来、皆様の長年にわたるご厚情に心から感謝申し上げます。
 何卒ご理解を賜りますようにお願い申しあげます。

入学案内

新入学

 募集は停止しました。

編入学

 募集は停止しました。

転入学

 募集は停止しました。

生徒・保護者の声

卒業生の声

平成27年3月卒業 大川 憧子さん
(東京女子大学 現代教養学部 卒業)

 鹿実通信制には高校卒業までの8ヶ月しか在学していないにも関わらず、遠足やスポーツ大会に参加するとスクーリングの代替になったことや、年齢に関係なく様々な生徒が在籍していたこと、自分で時間割を決めて学校へ行ったことなど、たくさんの思い出があります。
 大学受験を控えていた私は、通信制だからと諦めることなく自分に合ったスタイルで高校生活を送りながら、自分のペースで受験勉強が出来ました。模試も、鹿実全日制と同じ日に受けられるように先生方が準備をしてくださったおかげで定期的に受験することが出来ました。卒業後浪人した私ですが、予備校に通っている時期も先生方が気にかけてくださり、予備校選びや受験に関してのアドバイスを沢山いただきました。また大学4年生の6月には教育実習を全日制でさせていただきました。鹿実通信制は先生方の手厚い支援を受けて、生徒一人一人が学業と自分のしたいことや生活とのバランスを考えながら高卒の資格を取得することができる学校です。この学校に通ってよかったと心から思っています。

平成31年3月卒業 平田 奏太さん
(鹿児島キャリアデザイン専門学校 TV映像音響科 卒業)

 私は、鹿児島実業高等学校通信制課程に入学して、本当に幸せな高校生活を送りました。鹿実に入学してから生徒会に入会するまでの私は、登校しても話す友人も少なく、時々クラスの人達と挨拶程度の会話はできても、何かが起こるわけでもなく静かに一日が終わるといった日々の繰り返しでした。自分に自信がなく、周りを気にしながらため息ばかりをつく日々、こんなはずではないと自分を変えたいと思っていた中学校生活と同じだと思うようにもなっていました。そんな時、職員室に用事があり、そこで生徒会の先生と出会いました。連れて行かれた生徒会室では、先生方や先輩方や同級生も楽しく活動していて、初めての見学にもかかわらず、前から仲間であったかのように優しく迎えてくださり、楽しく充実した気持ちになったことを覚えています。その後、生徒会に入り、生徒会の仲間との楽しい活動を通して、人前で話すことの苦手だった私が、生徒会長に任命されました。生徒会活動を通して私を支えてくれた先生方や仲間に感謝しています。そして、人との出会いが大切であることに気づきました。本当に幸せな高校生活でした。

平成31年3月卒業生 田代あきほさん

 私は、高校生の頃に入院や手術をして出席日数が足りなくなり、高校を辞めてしまいました。その後、弟の大学進学などでお金が厳しくなり、高校の単位を取るまでに間が開いてしまいました。高卒認定の試験を受けるか通信制の学校に通い直すか悩んでいましたが、やっぱり卒業の証明が欲しいと思い、もう一度高校に通うことに決めました。最初は年齢も離れているし大丈夫かなと不安でしたが、クラスの皆がすごく話しかけてきてくれました。今どきの高校生は考え方がしっかりしていて、同じ空間で過ごせてとてもいい経験になりました。これから先、年が離れていることで、鹿実に入学するか不安になっている人がいたら、私みたいな人も楽しく通えていたよという一つの情報になればいいかなと思っています。1年間鹿実で過ごせたことを誇りに思います。サポートしてくださった先生方、ありがとうございました。

保護者の声

平成31年3月卒業生保護者 平田 哲美様

 息子が卒業して5ヶ月が経ちました。
 息子は中学校の途中から学校に通えなくなり、自信のもてないままでの入学でした。スクーリングの中で友人ができ、生徒会活動を知りました。先生方にご指導いただき、学校行事での達成感という喜びを味わい3年間で大きく成長しました。やはり、その陰には多くの先生方の多大なるご尽力とカバーがあったからこその結果だと確信しております。人格を造り上げるのではなく、各々の個性に合わせて熱心に大切に大切に育ててくださる教育方針は大変すばらしいものです。
 今、何らかの理由により立ち止まったり、起き上がれなかったり、這い上がれなかったりしているお子様でお悩みの保護者の皆様、親身になり相談にのってくださる先生方が待っておられます。大丈夫です。安心して鹿実の通信制課程の扉を叩いてください。きっと道は開けます。卒業時のお子様の笑顔を夢みて頑張ってください。